こんにちは!EVライフを楽しんでいますか?🚗✨
いよいよ日本でも発売となり注目を集めている新型「Model Y L(ロングホイールベース・6人乗りモデル)」。小学生2人とベビーカーが必要な幼児1人がいるような5人家族にとって、3列目シートの存在はまさに救世主です。
しかし、ここで自動車メーカーのカタログスペックに潜む**「巨大な罠」**について、論理的にメスを入れたいと思います。
それは、**「3列目を展開した背後に、果たして家族旅行の荷物とベビーカーが積めるのか?」**という物理的な問題です。1泊2日の家族旅行のパッキングを前に、ふと湧いたこの疑問。
今回は、テスラ特有のフランク(前トランク)とサブトランク(床下収納)の容量を緻密に計算し、ライバルとなる他社の3列シートSUV(マツダ CX-80)や、王道ミニバン(トヨタ アルファード 40系、ノア 90系)と「ボディサイズ」および**「実用的な積載量」**を徹底比較・シミュレーションします!
目次
- 【取り回しと居住性】各車の「ボディサイズ」徹底比較📏
- 【カタログ値の罠】各車の3列目使用時「ラゲッジ容量(リットル)」比較📊
- 実証パッキング:ベビーカーと家族5人分の荷物は積めるのか?🧳
- ミニバン(アルファード・ノア)の「空間設計」との決定的な差🚐
- 結論:モデルYLで乗り切るための「テトリス戦略」と究極の選択🎯
1. 【取り回しと居住性】各車の「ボディサイズ」徹底比較📏
積載量を語る前に、まずは各車の物理的な「器の大きさ」を確認しておきましょう。
| 車種 | 全長 (mm) | 全幅 (mm) | 全高 (mm) | 特徴 |
| テスラ Model Y L | 約4,969 | 1,920 | 1,668 | 標準モデルより全長を延長。圧倒的な横幅で居住性を確保。 |
| トヨタ アルファード(40系) | 4,995 | 1,850 | 1,935 | 圧倒的な高さと長さ。ただし全幅は日本の駐車場事情に配慮。 |
| マツダ CX-80 | 4,990 | 1,890 | 1,710 | アルファードに迫る全長を持つ、後輪駆動ベースの大型SUV。 |
| トヨタ ノア(90系) | 4,695 | 1,730 | 1,895 | 圧倒的なコンパクトさでありながら、ミニバンならではの高さを確保。 |
モデルYLは、SUVとしては車高が低くクーペのような美しい流線型を持つ一方、全幅が1.9mを超えるため、横方向のゆとりはミニバン以上です。しかし、この「全高の低さ(1,668mm)」と「傾斜したリアガラス」が、後述する積載シミュレーションに大きな影響を与えます。
2. 【カタログ値の罠】各車の3列目使用時「ラゲッジ容量(リットル)」比較📊
次に、各車の「3列目シートを使用した状態」でのカタログ上の荷室容量(VDA方式等)を数字で並べてみましょう。
| 車種 | 3列目使用時の荷室容量(床下収納含む) | 備考 |
| テスラ Model Y L | 536 L | リア 約419L + フランク 117L |
| トヨタ ノア(90系) | 298 L | 床下スーパーラゲージボックス(104L)含む |
| マツダ CX-80 | 258 L | サブトランク含む |
| トヨタ アルファード(40系) | 約110 L 〜 575 L | 3列目のスライド位置で極端に変動(※シート格納時は860L超) |
数字だけを見ると、**「なんだ、モデルYLが圧倒的ナンバーワンじゃないか!」**と思うかもしれません。ノアやCX-80の倍近い容量を確保しています。
しかし、ここにテスラ特有の「構造のマジック」が隠されています。モデルYLの「536L」という巨大な数字は、空間が3つのブロックに「分断」されていることで成り立っています。
- フランク(前トランク):117L
- リアサブトランク(後部床下収納):約100L強(※リア全体の419Lに含まれる)
- リアメインラゲッジ(3列目背後からガラスまで):約300L強
つまり、「巨大な1つの空間」があるわけではなく、「深くて狭い穴(サブトランク)」と「広くて浅い箱(フランク)」の集合体なのです。
3. 実証パッキング:ベビーカーと家族5人分の荷物は積めるのか?🧳
では、リアルな家族旅行をシミュレーションしてみましょう。
【シミュレーション条件】
- 車種: テスラ Model Y L (6人乗り)
- 家族構成: 小学生2人、幼児1人(ベビーカー使用)、大人2人(計5人)
- 積載物:
- 幼児用のB型ベビーカー(折りたたみ時:約100cm×45cm×30cm)
- 機内持ち込みサイズのスーツケース1個(フランク用)
- 5人分の着替えが入った旅行カバン
- 小分けの荷物(充電ケーブル、汚れた靴、エコバッグなど)

【実証結果:テトリス戦略による大逆転】
カタログ通りのフル乗車レイアウトに縛られず、**「柔軟なシートアレンジ(3列目片側可倒)」**を最大限に活用します。
(※テスラ Model Y L (6人乗り) 実証パッキング画像)
- 3列目の片側を前方にダイブダウンさせることで、傾斜したリアガラスの影響を受けずに縦長のフラット空間が出現します。ここにベビーカーを縦にすっぽりと収納可能!残った半分の荷室スペースと合わせれば、家族全員の荷物は余裕で飲み込めます。
- フランクへの積載: 幅と奥行きはありますが、深さが足りずベビーカーは入りません。ここには、機内持ち込みサイズのスーツケース1個と、充電ケーブルを詰めるのが正解です。
- サブトランクへの積載: 非常に深い穴ですが長尺物は入りません。エコバッグに入れた着替えや、バラバラの小物を「流し込む」ように入れます。
4. ミニバン(アルファード・ノア)の「空間設計」との決定的な差🚐
ここで、トヨタのアルファードやノアと比較すると、SUVとミニバンの**「決定的な思想の違い」**が浮き彫りになります。
■ トヨタ ノア(90系)の強さ:
全高1,895mmというミニバンならではの「高さ」が武器です。リアゲートが垂直に切り立っているため、奥行きがなくても**「ベビーカーを立てたまま」**積むことができます。床下のスーパーラゲージボックス(104L)も深く、空間の「高さ」を活かした積載が圧倒的です。
■ トヨタ アルファード(40系)の強さ:
3列目を一番後ろまで下げて大人がゆったり座ると、荷室はわずか110Lほどになり実はベビーカーすら乗りません。しかし、シートを一番前までスライドさせれば575Lまで拡大し、居住性と荷室を「ミリ単位でトレードオフ調整できる」のがミニバンの特権です。
■ マツダ CX-80の限界:
全長4,990mmという巨体ですが、フランクがないため純粋な258Lでの勝負となります。5人乗車で3列目を片側倒す工夫は共通して使えますが、分散収納できる「前の穴(フランク)」がない分、パッキングの難易度は少し上がります。
5. 結論:モデルYLで乗り切るための「テトリス戦略」と究極の選択🎯
カタログ上の「536L」という数字は嘘ではありません。空間の合計値としてはクラス最高峰です。しかし、分割できない長尺物を積む際には、「分断された空間」ならではの制約を受けます。
モデルYL(6人乗り)で5人家族の移動を快適にこなすには、以下の戦略が必須となります。
- 5人乗車なら「3列目片側可倒」をデフォルトに: これが最大の解決策です。長尺のベビーカーや旅行カバンは、倒したシート側の縦長空間にスライドさせましょう。
- フランクとサブトランクの完全活用: 荷物を大きなトランク1つにまとめるのではなく、ボストンバッグや小分けのリュックに分散させ、床下と前の穴に「流し込む」テトリス戦略を取ること。
- 長尺物は最小限に: ベビーカーは「超コンパクトに折りたためるタイプ」を活用すると、サブトランク等の隙間に収まる可能性も広がります。
ミニバンのような「とりあえず放り込めば何とかなる」という甘えは許されません。しかし、乗車人数に合わせた柔軟なシートアレンジと、分散収納のIQを高めることで、モデルYLの美しいクーペフォルムと異次元の走行性能は、間違いなく家族旅行の最高の相棒になります!🚗💨


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